「攻める者より、守る者の方が強い」
そんな逆説を見事に描ききった、熱き戦国時代小説。
あなたは“何を守るために”生きていますか?
📘 あらすじ(ネタバレなし)
舞台は戦国末期。鉄砲鍛冶の家に生まれた石工・匡介は、城を守る「石垣作り」の名手。しかし戦の時代、守る技術すら武器となる。
攻撃こそ最上とされる時代に、あえて「守る」ことに全てを懸ける男たちがいた──。
『塞王の盾』は、技術、誇り、命の使い方を問う物語。
職人たちの信念と、それぞれの「守る理由」に胸を打たれます。
💡 感想・レビュー
一言でいうと、「泥臭いのに、かっこいい」。
・石を積む手つきに宿る魂
・火花が飛び交う戦場の静けさ
・不器用な父と子の絆
職人たちの誇り、覚悟、譲れない想いに胸が熱くなる一冊。
個人的には、「守ることは愛だ」と気づかされたラストに涙がこぼれました。
✍️ 印象的な言葉
「矛があれば、盾がある。命を奪う技術があれば、命を守る技術もある。」
この言葉が、物語全体を貫いています。
現代の私たちにも響く、“仕事”や“信念”の意味を問いかけてくる一文。
🧭 こんな人におすすめ!
- 熱い人間ドラマが好きな人
- 仕事や信念に迷っている人
- 歴史×エンタメ×哲学を味わいたい人
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